2006年06月04日

ガダラの豚



book


著 中島らも

内容(「BOOK」データベースより)
アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブームにのってベストセラーになった。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込む。大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。まじりけなしの大エンターテイメント。日本推理作家協会賞受賞作。


1ヶ月前くらいに読んだのにそういやなんも書いてないことを思い出したから書く。全三巻。

らも氏の著書はこれが初めてだったけど、いやはや「最後の晩餐」でシニカルなツッコミをしてたおっさんがこうゆう本を書いていたとは。。
アフリカに行きたくなる。フラミンゴの湖を見たくなる。そして呪術については触れないほうが身のためかな、って気持ちにさせる。呪われるのいやじゃもん。 一筋縄ではいかない内容。 結構過激で結構グロい。そのわりにサラッとしててやはりらも氏独特のシニカルな笑いが全編含められている。

中盤の雰囲気が絶妙に気持ちいい。どんでん返しというか超能力者の不思議な過去な感じ。

らも氏に興味があるならかなり薦める。
posted by Khaki at 17:59| 京都 | Comment(0) | TrackBack(1) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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