2009年06月10日

9年ぶり

死生観に苛まれる生活もいいがときめく生活も悪くない。

9年ぶりの壇上にあがった。

これだろ。

そうだ。




まさしくこれな気分。


やはりと言うべきか、なんともいえない風貌と毎日のきになり。

老いも若いも関係ないね。




今だよ。

これだよ。






この気持ちは理性に反して意気ごみを与える。



まるで晴れ渡った空にロケット花火を上げるような。

透き通った薄いセロファンに火を近づけるような。

茶碗に山に盛った飯を大きく箸で挟むような。

洗濯したタオルをパンッと広げるような。

指と指を交差させるような。

缶コーヒーをがぶ飲みするような。

ワックスを大きく指で救って指をベタベタにするような。

ギターを静かに奏でるような。

アクセルをべた踏みした時に車が反応する寸前のような。

電球のフィラメントが咄嗟に切れるような。

ファストコアを聞いているような。

好きな人にあえてそっけない、いつもどおりを装うような。

初めて聞くレコードに針を落とす瞬間のような。

ノートの1ページを鉛筆で真っ黒にするような。

友人に「ありがとう」というような。

手を大きく広げてかざすような。

春の芝生に寝転がるような。

キャベツを包丁で真っ二つにするような。









それはいつもどおりの気づく瞬間。

今しかないと想う瞬間。







人と人の目が合う瞬間。


今までの全てを捨てて、今からの全てを得る瞬間。






posted by Khaki at 01:18| 京都 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | hitorigoto | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。