2009年04月11日

愛のむきだし

愛のむきだし

http://www.ai-muki.com/

『愛のむきだし』(あいのむきだし、英題Love Exposure)は、実話を基に製作された2009年の日本の映画。 2009年1月31日、東京・渋谷の渋谷ユーロスペース2他にて公開が開始された。 園子温監督の23作目の作品で、第9回(2008年)東京フィルメックスにおいて観客の投票によって選出される「アニエスベー・アワード」を受賞。第59回(2009年)ベルリン映画祭に出品され、「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を受賞した。
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2009年04月20日

愛のむきだし_

愛のむきだし。そのとおり。「愛がむきだし」な映画だった。


こんな映画は観たことがない。

とにかくいろんな下世話な要素を全てぶち込んだような映画だった。

園子温がすごい。これだけの映画をまとめているということと、4時間にも及ぶ映画にも関わらずどこにも息抜きがないと見える。
『自殺サークル』の時は単に不愉快な映画だったが、この映画は不愉快なところもあるもののその不愉快具合がいい具合に効いているのだ。

宇多丸がいうところの隙間がない映画。

スプラッター的要素が衝撃的でスパイスになる。人にナイフを突き刺しているのにものすごく乾いた空気の映像。これこそがリアルだと想った。
そんな描写もあればラブコメの要素、宗教的な要素、本気で馬鹿馬鹿しい要素。どれも見入ってしまった。

そして演者が秀逸。

AAAのボーカルの主人公と、元Folder5のヒロイン。
もともと演技上がりじゃない二人だけどこれがまたとてつもなくいい。

特にヒロイン。満島ヒカリが素晴らしい。
素晴らしくかわいい。めっちゃくちゃかわいい。
とにかくかわいいんだこれが、、、

暴力的な描写もあれば演技を求められる描写もあるが、どれも本気で、必死さが伝わってくる。

その暴力的な描写の一役を担う安藤サクラがまたすごい。
ブサイクでしょうがないのにその恐さと存在感。
奥田瑛二の娘らしいが、こんな役で出てしまえる女優ってのは本当にすごい。
女優だ。安藤サクラしかできない役だと切に想う。


ぐっちゃぐちゃで、途中はこのストーリーの出口が全くみえないにも関わらず、映画が終わった後には、これこそがエンターティメントだ!!と想ってしまうだけのシナリオを作っている。


『これが愛だ!!』と想ってしまう。愛なんてケンチャナヨなおれでさえそう想ってしまう結末なのだ。勃起とパンチラ、これに泣けるとは想わなかった。


全員にはお勧めしない。
ハリウッドのドカンドカンとした映画とか、宣伝だけで甘ったるい映画、日本のテレビ局主導のバブル的な映画が好きな人にはお勧めしない。そんな映画しかしらない人にもお勧めしない。

・・というか観ないで欲しい。

そんな映画じゃありません。


まさしく人を選ぶ映画。駄作だと言われても何も言えない。ただおれはなかなか楽しめた。

変人や奇人、引きこもりの人、川を気づけば2時間以上眺めていた、みたいな素敵な人と観に行って欲しい映画。

近畿県内でこれからやる予定は、新開地のアートヴィレッジで5月から。
大阪、京都はもう公開おわりましたので。よし4時間人生を潰してもいい、と想う人にだけお勧め。


あとゆらゆら帝国の挿入歌が最高。


ぼくの心を、あなたは奪い去った
それは空洞  でかい空洞

★★★★★★☆





posted by Khaki at 23:05| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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